ED(勃起不全)とは

ED(勃起不全)とは

ED(勃起不全)の症状

EDとはどのような症状を言うのでしょうか?一般的に、「全く勃起しないこと」だと思われ勝ちですが、なかなか勃起しない、維持できない、途中で萎えてしまう、たまに勃起しない、十分に硬くならない、などの事も指し、十分な勃起でない為、満足な性交を行えない状態の事を言います。

「ED予備軍」という言われ方もしますが、重度がどれくらいなのか、セルフチェックをする事も出来ます。また、今では加齢が主な原因と考えられていましたが、最近はストレスなどで若い方も多く発症しています。兆候がある方も含めると成人日本人男性の3人に1人がEDであると言われていて、若い方であっても決して他人ごとではありません。

いつ誰が発症してもおかしくない病気なのです。

ED(勃起不全)の原因

ED(勃起不全)の原因

EDの原因は、大きくわけて3つあり、さらに複数の原因が絡み合っている場合があります。

器質性ED

肉体に原因がある場合に起こります。おもに3つにわかれていて、1つ目は加齢や糖尿病、高血圧、高脂血圧などの生活習慣病から起こる動脈硬化や、前立腺がん、前立腺肥大症などの外来手術からによる陰茎の神経、血管などの損傷などの血管障害から起こります。器質性EDの中で最も多いとされています。2つ目が脳から性器まで伝達神経の損傷などで起こる神経障害のEDです。3つ目ストレス、加齢、飲酒、喫煙から男性ホルモンが低下することにより内部分泌液が低下し発症するものです。

心因性ED

ストレスや心の傷など精神的な原因によって起こります。特に若い方に多く、20代や30代の方でも発所しています。心因性は2つにわかれます。過去のトラウマ、相手との不仲、緊張、自信のなさ、自分の体へのコンプレックスなどがあります。最近は排卵日に奥さんに迫られる事でプレッシャーになってしまってできなくなってしまう「排卵日ED」や、奥さんだけには勃起しなくなってしまう「妻だけED」など状況によってEDになってしまうケースもあります。また、それ以外にも仕事や家庭、人間関係、経済問題など、性的な事以外にも悩みや心配事を抱えている場合はEDになる事もあります。これらは現実心因と呼ばれ、原因については本人も自覚している事が多く、悩みが解決すれば解消されます。

一方、自覚がない事が多いのが深層心因です。幼少期のトラウマ、性に関する罪悪感、特殊な性癖などがあります。自覚がない場合は原因解明までに時間がかかり、専門の心理療法などが必要になる場合もあります。

薬剤性ED

薬剤性ED

服用している薬の副作用で起こります。特に抗うつ薬や降圧剤などの副作用に多いとされています。実は薬剤性EDというのはかなり多いと言われています。日本の場合、EDは命に関わるものではない為、薬の副作用として明記されていないケースが多いです。その為、医師や薬剤師ですら把握していない事もあるのです。服用している薬がある方は、自分なりに調べてみる事も必要です。ですが、医師の診断なしで突然薬の服用を中止するのは大変危険なのでやめましょう。他の薬に変更できないかなど相談するようにして下さい。副作用の少ない薬に変更する事も可能かもしれません。

混合性ED

上記の原因が複数絡みあって起こっているケースです。たとえば、糖尿病になってEDになってしまい、それを苦痛に感じている為、器質性と心因性の2つが原因となってしまっています。

現代は混合性であるケースが多いとされていますが、この場合、治療も複数の方面からする必要があります。

ED(勃起不全)の改善方法

ED(勃起不全)の改善方法

EDを改善するにはいくつか方法があります。

ED治療薬の服用

バイアグラを始め、レビトラなどのED治療薬を服用して治療します。と言っても日常的に毎日服用するわけではなく、その時に服用するだけでいいので手間はありません。服用すればどのような原因であっても高い効果を発揮し、臨床試験でも80%以上の方に効果があったとされています。服用すればすぐに勃起するわけではなく、性的刺激があった時にのみ勃起します。また、性欲を増すような効果はありません。基本的には病院で処方してもらう事になりますが、通販で購入する事も可能です。通販なら日本では販売されていないジェネリックも販売されているので、安く治療する事ができます。

日常生活を改善

日常生活を改善する事も大切です。特に生活習慣病が原因である場合、運度不足の解消、規則正しい食生活で改善する事も可能です。また、煙草はニコチンには血管を収縮させる強力な作用あるので、EDの原因になってしまいます。喫煙している本数が多いほどEDになり易いという研究結果も出ています。EDにならない為にも禁煙をしましょう。日常生活の改善は健康にもいいのでお勧めなのですが、忙しい現代人では、そう簡単に改善できないかもしれません。長期的な対策になると心得ておきましょう。

ICI治療

ICI治療

陰茎に直接注射をし、強制的に勃起させる方法になります。治療薬とは異なり、性的な刺激がなくても勃起します。注射と言っても髪の毛ほどの細さなので痛みは殆どないとされています。5分ほどで効果が現れ、2時間から3時間持続します。最初は医師に注射をしてもらう必要がありますが、医師の指導があれば自宅で自分で行う事が可能なケースもあります。病院でしてもらう場合は、すぐに帰宅して性交に及ぶ事になるので慌ただしくなってしまいます。日本では未承認の治療方法なので、何かあっても自己責任となってしまいます。また、保険も適用されないので1回10000円以上と高額な治療になります。